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8月

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喉が渇くその前に!水分を味方につける夏

毎年この時期になると、熱中症や脱水症状に関する報道が増えます。あわせて「とにかく水分補給が大事!」との注意喚起が、夏の風物詩といえるほどに。とはいえ、ただ単にお茶や水を飲もうにも、そんなにたくさん飲めませんよね。そこで、おとな世代のための水分補給のコツをご紹介しましょう。

今月の覚え書き

野菜・果物も立派な水分補給
水やお茶ばかりをたくさん飲むのは難しいですね。でも、食べ物に含まれる水分ならさほど気にならないのでは? じつは、夏野菜や夏の果物の多くは、9割程度が水分でできています。おやつのお煎餅がわりにきゅうりをかじったり、デザートに梨やスイカも良いですね。
しゃべって、笑って、お茶飲んで
たくさんおしゃべりをすると口の中が乾くので、自然と飲み物がほしくなります。たっぷりのお茶を用意したら、家族やお友達とおしゃべりを楽しみましょう。
喉が渇きにくいから、定期的な「こまめさ」が大事
おとな世代は、喉の渇きを自覚しにくくなります。「喉が渇いたら飲めばいい」と考えていると、家の中にいても気づかないうちに脱水症状になる可能性が! だからこそ、「こまめな水分補給が大事」といわれるのです。
水分の多い主食に、汁物を添える
そうめんをいただくなら「麺とつけつゆだけ」ではなく、たっぷりの汁の「にゅうめん」にしましょう。薄味に調整した汁もすべて飲むようにすれば、食事を通して水分が摂れますね。同様に、「煮込みうどん」「スープパスタ」「お粥」「雑炊」などもおすすめです。
味噌汁などの汁物を必ず添えて、水分の多い夏野菜をたくさん入れましょう。きゅうり・トマトも、汁の実として案外おいしいですよ。

今月のレシピ帖

冷蔵庫の麦茶を利用してむね肉と麦茶のさっぱり雑炊

冷蔵庫の麦茶を利用してむね肉と麦茶のさっぱり雑炊

体を冷やさずに水分もたくさん摂れる、夏向けのさっぱりした雑炊です。麦茶で鶏肉を煮るので、肉の旨味がよく出た香ばしいスープに仕上がります。

  • 1人分のエネルギー(目安)
    369kcal
  • 調理時間(目安)
    10分

材料2人分

鶏むね肉
1/2枚
きゅうり
1/2本
梅干し
2コ
A 麦茶
500ml
A めんつゆ(3倍希釈)
大さじ3
ご飯
お茶碗2杯分

作り方

  • 鶏肉はそぎ切りにする。きゅうりは薄切りにして塩もみし、水気を絞る。梅干しは種を除いて包丁で細かく叩く。
  • ご飯はザルに入れて流水でサッと洗ってぬめりを取り、水気をよくきる。
  • 鍋にAと鶏肉を入れて中火で煮立て、3分程ゆでる。肉に火が通ったら、(2)を加えてさっと温める。
  • 汁ごと器に盛り、きゅうり・梅干しをのせる。

レシピのポイント

  • ご飯を水で洗うと、お米のぬめりと粘り気がとれて、さっぱりした口当たりになります。ぬめりが気にならない方は、冷やご飯をそのまま鍋に入れてください。
  • 麦茶の代わりに緑茶やウーロン茶を使っても構いません。お茶の風味によって雑炊の味わいも異なります。いろいろ試してみてください。

ページ構成・編集 ミスビット

  • ※本コンテンツの内容は、健康をめざす食事スタイルやレシピに関する情報です。医療情報ではありませんのでご了承ください。
  • ※医師の指示のもと治療・栄養指導を受けている方は、必ずその指示・指導に従ってください。