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3月

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おとな世代こそ気をつけたい お酒とのこれからの交際術

「酒は百薬の長」──よく知られた言葉ですね。ただし、本来は「されど万病の元」と続きます。働き盛りの頃にたくさん召し上がっていた方も、おとな世代になった今はペースを落とし、ほどほどに嗜むくらいがベター。百歳になってもお酒を楽しめるほど元気に長生きできるよう、お酒と上手に付き合っていきましょう。

今月の覚え書き

休肝日は週2日から
飲酒には、身体的・精神的ストレスの緩和や血液循環の改善などの長所もあります。しかし、過度で習慣的な飲酒は、健康な成人であっても肝硬変誘引のきっかけになります。ご高齢者となればリスクがさらに高まるので、最低2日の休肝日を設けて守りましょう。
アルコール分解に使われてしまうたんぱく質を、おつまみで摂取
おとな世代は、飲酒習慣がない方でもたんぱく質摂取が十分でないことが多く、筋肉量・筋力の減少が心配です。まして酒量の多い方は、肝臓のアルコール分解にたんぱく質が使われることから、慢性的に不足状態に。日ごろの食事による摂取に加えて、おつまみでもたんぱく質を意識しましょう。
理想のおつまみは、高たんぱく・低カロリー
たんぱく質の多い食品は、チーズや牛乳などの乳製品、納豆などの大豆製品、肉、魚介類といったものが挙げられます。とくに乳製品は胃壁を保護し、アルコールの吸収をゆっくりにしてくれるので、おつまみにぴったりです。
ビタミンB1も補う
アルコールが分解されるときに生まれるアセドアルデヒドは人体にとって有害ですが、これを無害化するのにビタミンB1が消費されます。ビタミンB1を多く含む食品は、豚肉、大豆製品、うなぎ、玄米など。水溶性なので、油で調理するなどして工夫しましょう。

今月のレシピ帖

カナッペのように並べてどうぞ みそ漬けモッツアレラ

カナッペのように並べてどうぞ みそ漬けモッツアレラ

乳製品や大豆の成分は、飲酒時のおつまみにオススメです。もちろん味わいもお酒むきで、焼酎、日本酒からビール、サワー、白ワインまでよく合います。やみつき間違いなし!

  • エネルギー(目安)
    114kcal
  • 調理時間(目安)
    5分
  • (漬ける時間除く)

材料

モッツァレラチーズ
1コ (100g)
えだまめ
32粒
青しそ
8枚
A みそ
大さじ4
A みりん
大さじ1

作り方

  • Aを混ぜ合わせてモッツァレラチーズの表面に塗り、ラップでぴっちりと包む。ビニール袋に入れ、冷蔵庫で1~2晩程置く。
  • (1)の表面を流水で洗い流して水気をふき、半月切りにする。
  • 器に青しそをしいて(2)をのせ、えだまめをのせる。

レシピのポイント

  • 漬け時間が1晩程度では比較的あっさり味で、2晩置くとしっかり味が入ります。
  • お酒のおつまみ以外には、小さく切ってサラダにちらしたり、クラッカーや煎餅にのせておやつにしたりできます。

企画協力 女子栄養大学准教授 根岸由紀子先生

ページ構成・編集 ミスビット

  • ※本コンテンツの内容は、健康をめざす食事スタイルやレシピに関する情報です。医療情報ではありませんのでご了承ください。
  • ※医師の指示のもと治療・栄養指導を受けている方は、必ずその指示・指導に従ってください。